Collection: ART
シックスバイワンはFASHION,TRAVEL,ARCHITECTURE,SUSTAINABILITY,ETHICAL,& MINIMAL.“6つのフィロソフィー” に共感する人物達がアウターという“1つのアイテム”を様々な角度から考察することから始まりました。コペンハーゲン、ストックホルム、ジャパンのデザイナーと出会い、北欧のデザイン哲学のあるカルチャー / プロダクトを紹介していくプロジェクトです。その中でも今回はフィンランドのガラスに” サステナビリティ” を感じ焦点を当てました。
- Antiikki -
アンティーキ(フィンランド語でアンティークの意味)
1950 年後期から1960年中期はカイフランク氏のガラス生産の最盛期の年代です。 第二次世界大戦の敗戦国であったフィンランドは産業として森林の豊かな資源を活かし、多くのガラス作品を輩出してきました。 ミニマルで普遍的なデザインはそういった時代背景が生み出したモノで質素とも思えますが、そぎ落とした高い美意識を感じます。最近ではエシカル、サステナビリティというワードをよく耳にしますが、60年前にデザインされたにもかかわらず古さを感じず、洗練されモダンでシャープな印象を持つこのガラス作品は永遠に未来に引き継げる” サステナビリティを追求したデザイン” と言えるのではないでしょうか。
カイフランク氏はいつの時代の食器に合わせても違和感なく使えるデザインを意識したデザイナーでした。限りなく薄く色彩のみで表現したガラスは、光を透過させ温度を感じさせやすいデザインです。目で光を、肌で温度を感じ”水を飲むという普遍的な行為”に幸せを感じさせるプロダクトと感じます。
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